体のゆがみはこりや痛みを生む
痛みは大切なサイン
痛みというのは大事なサインです。 痛みが伴う動きは体をさらに痛めることになるので、止めさせようとしているのです。 ですから、この痛みを消すことだけを目的にしてしまうことは、大変な間違いです。 火災が起きているのに火災報知機がうるさいからといって、スイッチを切るようなもので、 行うべきは火災報知機が鳴らなくても良いように、火災を消火することです。 同じように、大切なのは痛みそのものを消すことではなく、痛みが出る必要がない状態にすることです。
肩こりのように硬い筋肉をほぐせば、一時的に治ったように見える症状もあります。 患者さんの多くは痛いところが悪いところと思う傾向がありますので、 根本的な原因を考えずに一時的にでも痛みが収まれば治った気分になるようです。 痛みだけ消したところで原因を取り除かない限り、痛みはいずれ再発するでしょう。
痛みと血行
人間が生きていくには血液が循環していることが条件です。 血液によって運ばれるはずの酸素や栄養分が途絶えると、細胞は機能しなくなります。 その上、細胞の老廃物も血液によって排泄器官に送られることによって、体の状態を保ちます。
体の中でこの血液の流れが悪くなると、周辺の組織は機能が悪くなってしまいます。 例えば肩こりを起こしている部分は、筋肉がとても硬くなっていますが、 本来の正常な筋肉は、軟らかく弾性があるものです。 血液の循環が悪いために、栄養分が欠乏していることを示しています。 硬くなる理由は、動かす為に必要な栄養分が不足しているから、筋肉を動かしてはいけませんというサインです。
血液の循環が悪くなる原因は多くあります。 血管は関節の近くを通るため、関節に問題があれば血管にも影響が出て血流が悪くなります。 血管を支配する神経が正常に働かなくなれば血流も悪くなりますし、 その神経そのものも関節の歪みの影響を受けているかもしれません。
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